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行ったライブのレポなどが書かれていると思います

3.27 球面三角〜早川義夫・山本精一・JOJO広重〜 /名古屋得三

ライブ 早川義夫 山本精一 JOJO広重

JOJO広重さんのTwitterでの発言がきっかけとなり実現されたイベント。行くの少し迷ってたけど、この組み合わせは2度とないなと思い、行くことを決意しました。

自分のとても残念なクセで、直前まで場所をまったく調べておらず、前日深夜に初めて経路検索してみました。先月、新幹線で行ったら京都〜名古屋間を30分くらいでいけたんですが、往復1万くらいで高かったので、行きは在来線で行くことにしました。京都から滋賀方面に電車が進むたびにどんどん田んぼが増えて行って衝撃受けた。乗り換え駅の米原なんて「ほんとに?」ってくらい何もなかった。

そんなこんなで延々在来線と乗り継いで約3時間かけて名古屋に到着。すっごい中途半端な時間だったけど、「せっかく来たのに観光のひとつもしないでどうする!」って気がしてきて名古屋城行ってみました。なんかコスプレイベントしてて、歴史を感じる名古屋城といろんな色に髪を染めたコスプレイヤーの対比がおもろかった。

グワーッと名古屋城を見て、そのまま得三のある今池へ。開場時間少し前に行ってみたら、既に何人か並んでいて驚いた。そのまま中へ入り、最前列早川さん寄りの席を確保できました。

JOJO広重
(この日のセットリストは@gamagorifutaroさんのツイートから拝借しました。
すんません、ありがとうございます。)

1.上を向いて歩こう坂本九
2.オレトオマエ
3.今日の日はさようなら(森山良子)
4.ささやかないで
5.メシ喰うな(INU
6.神を探しに

バックによくベアーズで見かける長髪のベーシストの方(地獄変の人でした?)、女性ドラムの方との3人編成。最初機材トラブルっぽくて少し焦ったけど、すぐに解決したみたいでひと安心。1曲目が『上を向いて歩こう』でびっくりした。

非常階段のJOJO広重は何度も観たけど、歌手JOJO広重は初めて観ました。とにかく力強く、情念を感じる歌声だった。正直、クリーンな音での弾き語りだったらどうしようかと思ってたけど、がっつり歪ませたギターでなんだかホッとした。ラストのノイズパートは聴いてる内に意識が遠のいていって完全に陶酔してしまいました。

山本精一

1.待ち合わせ
2.バケツの歌
3.宝石の海
4.飛ぶひと
5.水
6.そら
7.空の名前
8.ふたつの木のうた

今回は須原(Ba)さんとのデュオ。MCも少なめでどんどん曲を演奏していくスタイルだった。今月初めに観た山本達久さん(Dr)ライブでは感じなかったのですが、ベースと一緒に演奏すると曲に落ち着きが出るような気がしました。今日の山本さんの演奏を聴いていて、帰ってくる場所があるから自由に広がっていけるのかな〜と感じた。どれだけ飛んでいっても「ここで待ってるで〜」という感じなんかな。ちなみに、山本達久さんとの演奏では2人で一緒に飛んで行ってるような気がしました。

唯一話したMCでは前日に引き続き「トイレ行っといてください」で、連続トイレネタで笑った。

早川義夫

1.サルビアの花
2.僕らはひとり
3.批評家は何を生み出しているのでしょうか
4.君がいない
5.父さんへの手紙
6.I LOVE HONZI
7.音楽
8.身体と歌だけの関係
9.いつか

熊坂るつこさん(Acc)とのデュオ。なかなか都合が合わなくて観に行けなくて、数年ぶりに観ることができました。今回は最前列だったんで、体全体でリズムをとる早川さんの様子がはっきり観れた。足で床を蹴る振動も伝わってきて、とても嬉しかった。

1曲目『サルビアの花』の歌い出しですでに泣きそうになってしまった。あの声、ピアノの音、すべてがむき出しで耳というか体の奥にダイレクトに響いてくる感覚がとにかく圧倒的でした。大好きな『父さんへの手紙』も演奏してくれてほんとに嬉しかった。

早川さんの歌はもちろんよかったけど、この日一番の衝撃は熊坂るつこさんの存在を知れたことかもしれません。セッティングが終わって、アコーディオン抱えて椅子にちょこんと座って可愛らしい人だなと思ってました。けど、演奏が始まると、身体全体を使ってものすごい演奏でした。あんなにアコーディオンを感情的に演奏する人は初めて観た。『身体と歌だけの関係』の間奏部分は鳥肌ものでした。

にしても早川さん、赤いジャケットで靴下も赤。若いな〜と思っていたら、ジャケットの下は白地に赤で「よしお」って書かれたシャツでおちゃめさんでした。

■アンコール

1.この世で一番キレイなもの
2.いい娘だね
3.ラブゼネレーション
en.からっぽの世界

最期は3人の共演で早川さんの曲を演奏。1パート毎に早川さん、広重さん、山本さんと歌い手が変わる面白い試みでした。早川さんも先ほどまでの張りつめた感じがなくて、リラックスしたエキストラステージという感じ。ほんとに楽しそうな広重さん、早川さんも「よしお」Tシャツで楽しそう。その2人に囲まれてマイペースな精一さんがとても可笑しかったです。この人ほんとに計り知れないです。

ラストに持ってきた『からっぽの世界』では広重さんのノイズギター、山本さんのウェットなギターの音に早川さんの歌が溶け合って混じり合って最高でした。

自分が大好きな人が3人も、それも歌を歌うってことで期待しまくりなイベント。みなさん、その期待を軽く超えるすばらしい演奏でした。またいつかこの3人のライブを観てみたいです。