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企画したイベントや、行ったライブのレポなどが書かれていると思います。

12.19 こんがりおんがく会発足よってオシリペンペンズレコ発!(オシリペンペンズ、neco眠る、DODDODO、山本精一+半野田拓) /梅田シャングリラ

自分の大好きな人たちがつくったレーベル「こんがりおんがく」からの新譜を出したオシリペンペンズのレコ発。職場の忘年会ビンゴの景品を下見するために梅田ロフト行ったりしてたら、いつものごとく微妙に時間が余ってしまった…。しょうがないので近くの喫茶店でロフト行ったついでに上のビレバンで買ったいくえみ綾さんの「いとしのニーナ」最終巻を読んでました。少女マンガで唯一この方のだけは読んでる。

そんな感じで開場時間に行って、最前列でスタンバッてました。neco眠るのライブ当分観れなくなるし、前で観ようと思って。

山本精一+半野田拓
山本さんの弾き語りに半野田さんが効果音っぽいギターを被せていました。とにかくダークな曲が多かった。最後にやった『酒と泪と男と女』の替え歌がとてつもなかった。微妙なモノマネもやってました。好き嫌いがはっきり分かれそうな演奏でした。

山本さんの譜面が思いっきりチラシの裏で笑った。

■DODDODO
今日は一人。DJ MIGHTY MARSさん呼んだけど来なかったって。DJ MIGHTY MARSさんがいないと音の厚みがちょっと足りないなぁと思ってしまう。

何にしても歌ものを中心にライブするDODDODOちゃんは大好きだな。シンプルなメロディーに絞り出すように歌う姿はいつもハッとさせられる。

neco眠る
ドラムの岡本さんが年内で脱退するので、このメンバーでは関西最後のライブ。neco眠るは当分活動休止するらしいです。数年前から何度も観てきたバンドだし、かみしめるように観たいなと思っていたけど、ライブが始まって伊藤さんが出てきたらどうでもよくなってしまって踊りまくってしまった。

途中のMCで森さんが「岡本くんとは17歳の頃からやってきて、岡本くんとしか作曲したことがない」とか「ライブ中後ろ向いて演奏してるけど、岡本君の方見てます。…ちっちゃくて見えないけど(笑)」って言ってたのにうるっときた。そのまま『Little Drum Boy』という新曲を演奏したんだけど、ちょっと感慨深そうなメンバーの姿にまたしてもうるっときた。うるっときながら笑顔で踊ってた。

正直、ここ最近はライブの曲が同じものが多くて「楽しいし大好きだけど次の展開を見たい」状態だったんで、残念でもありながら活動再開を心待ちにしてます。

■DJ肉棒
チッツの人らしいです。後方のバーカウンターでのライブ。一発屋感溢れるよいステージだった。初見だと大笑いできる。2回目、3回目はちょっといいかな。

neco眠るの感動をズコーッと落としてくれました。


オシリペンペンズ
DJ肉棒のラストに「ペンペンズー!!!準備はできてるかーっ!!」って煽ったらステージの幕の後ろからモタコさんが顔出してゲロ吐いて応戦。そのまま臨戦態勢で演奏スタート。

3曲目あたりで客席乱入→客席真ん中のバーカウンターの上で数曲演奏。『モタコの恋愛必勝法』でねっころがって歌うモタコさんが可愛かった。

この日の「時は来た」の演奏はキレキレでよかった。ボーカル、ギター、ドラムっていうシンプルな編成なので、それぞれの音がぶつかることなく自由自在に演奏できるのがいいな。曲が生きてるような気がします。地味にアカペラでも口ずさめそうな歌も好きです。

ペンペンズのアンコールで『ペンペンズのテーマ』やって、こんがりのみなさんをステージに呼んでました。けど、なかなか来なくてモタコさんが「ちょっとゲロ吐こ」ってほんまにゲロ吐いててびっくり。そんなでこんがりの皆さんがそろってDODDODOちゃんが徹夜で作ったというダルマに目を入れることになりました。モタコさんに入れてもらおうってことになったんだけど、何故かステージの端で申し訳なさそうに立ってたDJ肉棒が目を入れることに。ここは大阪、これはボケるとこやぞ、どんなにすんねん?ってみんなの期待感が高まってたところでいまいちボケきれない普通の目が描かれてました。みんなの「ああ〜」って空気が。個人的にはこういう空気好きですが。「マジメかっ!!」って突っ込まれてました。

で、最後に一本締めしておしまい。

せっかく発足したのにneco眠るは今年で活動休止だし、正直どうなるかわからないです。でも、それも含めて面白いことになりそうだしい応援したくなる気持ちになってとても満足感あるイベントでした。DODDODOちゃんは春に新譜出すみたいです。