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行ったライブのレポなどが書かれていると思います

東京1

先週末、行ってきました。佐藤雅彦さんがディレクターを務めた「これは自分と認めざるを得ない展」をどうしても観たかったんです。最初は友だちと行って、ディズニーとか行こうかというはなしもありましたが、結局、みんな都合が合わずひとりで行きました。

夜行バスで行ったんですけど、直前まで集合時間を勘違いしていて、仕事終わって確認したら集合まで1時間ちょっとしかなくて焦った。そのとき職場の前だったし、かなり絶望的だった。それでも、光速で準備を済ませて集合場所京都駅へ。時間ちょい遅れくらいでなんとか間に合いました。

久しぶりに夜行バスで東京行ったら、ほとんど熟睡できずにふらふらになってしまった。とりあえず新宿で仮眠取って、会場の六本木ミッドタウンへ。ミッドタウンはとても高級感あってバブリーでした。

そのミッドタウンの端にとても心地よい緑が広がる空間の奥に会場となる「21_21 DESIGN SIGHT」はありました。コンクリート打ちっぱなしで、カタチにかなり特徴ある建物が印象的。

開場時間くらいに行ったんですが、既に何人かお客さんがいました。展覧会のなかで特に印象に残ったものの感想をいくつか。ネタバレかもです。ほとんどの展示が体験型のものなので、単純に楽しかったところも多かった。

0.展覧会を楽しむための4つの準備
会場の入り口付近で自分のパーソナルデータをいくつかPCに登録します。登録項目は「名前」、「体重、身長」、「虹彩」、「仕草(?)」の4項目。これを登録することで、このあとの展示で面白いことがおこるみたい


3.属性のゲート
「男性or女性」、「29歳以下or30歳以上」、「笑顔or無表情」という3つのゲートがあり、自分がこちらだと思う方に立ちます。前方にあるカメラを見てると、自分の映像が解析されてカメラが判断したゲートが開く仕組み。


僕は最初のゲートで「男性」側に立ったんですが、がっつり「女性」側が開いてしまい、ちょっとショックでした。少しだけ男性として認められていない感覚。前にいた女性が「29歳以下or30歳以上」のゲートの結果に一喜一憂してたのが面白かった。


5.属性の積算
指定された場所に立つことで、自分の身長データが取られ、4つの準備で登録されたお客さんのデータを基に自分が特定されていく仕組み。身長データだけでは「○○あるいは△△」とたくさんの人が候補に挙がるんですが、少し先にある体重計で体重データも組み合わせることで自分さらに条件が絞られる。最後に自分の名前だけが残った瞬間、不思議な安堵感を覚えました。


12.頭の中の散らばり方
様々な著名人のPCが置いてあって、デスクトップ画面が映し出されてました。これ観た瞬間「ああ〜!」と感心した。たしかにデスクトップは頭の中に似てるかもしれない。アイコンがたくさんある人、ほとんどない人、アイコンをきれいに
等間隔に並べてる人、ぐちゃぐちゃな人と多種多様で面白かった。僕はシンプル派です。


展示されていた著名人の方の中に小山田圭吾さんや椎名林檎さん、茂木健一郎さんがいて、興味深く見てました。


21.新しい過去
最初にいくつかの質問に答え、近くにある机に座ると机の上のテープレコーダーからその場で構成された新たな過去の経験が流れる展示。かなり子どものころの話しで、一瞬本当に体験したことのような錯覚に陥りました。

今回の展示のテーマは「属性」ってことで、様々な角度から自分を認識することでなんだか「自分って何なんだろう?」というふわふわした違和感というか、何かつかみどころのない感覚が湧きおこってきた。まさに佐藤さんの思った通りの結果になった感じです。ここに挙げたもの以外の展示もほんと面白いものが多くて行ってよかったです。

全体的には、待ち時間が長かった。注意書きにも体験型の展示が多いから鑑賞に時間がかかると書いてあったので覚悟はしてましたが、鑑賞時間2時間くらいのうち半分くらいは待ち時間だった気がする。待ってる間はほんとにただ待ってるだけで、そこが少し残念だった。それを補うくらいの面白さと発見に溢れた展覧会なので、僕は大満足でした。

この展示はひとりで行くよりもカップルや友だちたちで行くのがいい気がします。結果を見て盛り上がりながら展示を体験したり鑑賞するともっと楽しかっただろうな〜と思いました。