昨日、早川義夫さんの最新刊「日常で歌うことが何よりもステキ」読了。早川さんは40年ほど前にジャックスというバンドをされてた方で、バンド解散後、後本屋をされて、また歌を歌われてます。
自分が好きなバンドの方のインタビュー見てたらジャックスの名前が何度も出てきて、聴いてみたら衝撃を受けました。それから再活動されたときの音にも興味が出て、こちらも大好き。
で、この本なんですが、早川さんのホームページに掲載されている日記が2004年〜2010年5月ごろまで収録されています。
早川さんのまさに日常が書きつづられていて、そこには弱さだったり、自分を大きく見せようとするいやらしさだったり人のダメな部分がそのまま表れていて読み進めるたびにハッとさせられた。中でもHONZIさんが亡くなられたあたりは何回も泣きそうになった。それまでの文章でHONZIさんのまっすぐなところとかを読んでて、気が付いたら感情移入してたのかもしれない。
灰野敬二さんと共演されたとき、リハーサルのあとで灰野さんが「ぼくは同じことは二度としませんから」との言葉に「そうですか。ぼくは同じことしかできませんから」のやり取りが面白かった。
- 作者: 早川義夫
- 出版社/メーカー: アイノア
- 発売日: 2010/09
- メディア: 単行本
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