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企画したイベントや、行ったライブのレポなどが書かれていると思います。

雑記9.8

朝の雨は凄かったです。

出勤時に駅まで向かってるとき、マンホールの上を歩いたらマンホールがいきなりはずれました。音楽聴きながら半分トランス状態で歩いてたら地面が盛り上がったような感覚がして思いっきりこけた。で、手の皮がズルむけでびっくりしたんだけど、ほとんど痛みがなかったのでまた駅まで向かいました。痛みとか周りに見られて恥ずかしいとかそういう感情のすべてがシャットアウトされた。

駅に着いたころさすがに危ないよな〜と思ったんだけど、どこに知らせればいいのかわからなかったから(たぶん京都市なんだろうけど)とりあえず警察に電話してみた。場所だけ伝えておいた。仕事帰りにその場所を見たら何事もなかったようだったんで、少し安心した。

たまになんですが、何かがあったときに何の感情も湧かず「ま、いいか」で済ませることがあって困ったもんだと思ってる。そんなことを考えながら仕事終わり家に帰っていたらけっこう昔に考えていた「医者はどうして手術ができるのか」って考えたときの自分なりの答えが蘇ってきた。

勝手な想像ですが、手術をするような医者の方は目の前の人を「人である」って認識をシャットアウトして、タンパク質の塊くらいの感覚でしか捉えないようにしてるのかな〜と考えました。そうとでも思わないと人の腹を開けて血管切ったり繋げたりそこを針で縫ったりできない気がする。人を人として見ないから人を助ける医学が発展できたりするのかな〜とか考えて勝手にパラドックスを感じてました。そう考えると医者って特殊な人種だと思う。僕は血管を想像すると必ず切れて血が噴水のように溢れるイメージが湧くので何があっても手術なんて無理ですが。手首にものが当たる感覚が生理的に駄目で仕事中も絶対腕時計しないし。

通勤中にこけたあとにいろいろシャットアウトされたような感覚に襲われて冷静な自分を振り返って、そんなことを思い出しました。