何年か前に京都精華大学で観たMerzbowの衝撃が忘れられずにいたら、シャングリラに来ることを知って思わず予約した。
■悪戯
照明を落として真っ暗の中でのライブ。ドローンとしたサウンドで座って聴いてたら寝てました。■Merzbow スペシャルゲスト Balazs Pandi
トリだと思っていたから完全に意表つかれた。秋田さんはMacと自作の楽器を中心に大音量のノイズを放出してました。この人のノイズはオシャレな印象があります。できるだけノイズを耳の中に取り込みたかったからスピーカーから出てくる音をできるだけ逃さない位置で聴いてました。ゲストで参加したドラマーのBalazs Pandiさんのプレイも非常に力強くてよかった。このドラムがあったから大音量のノイズに包まれながらもリズムを取ることができました。
演奏時間が短めだったので、耳がトブところまではいかなかったけど、ライブ終了後、耳の中にノイズの粒子が詰め込まれて大満足でした。
■the north end
ポストロックなのかな。特に印象に残らずでした。■struggle for pride
セッティング中にとんでもないフィードバック音が聴こえてきて、何かが起こりそうな予感がしました。幕が開いたら、アンプ3台を横に並べて、延々後向いてフィードバックさせ続けるギター。その後でかろうじて聴こえるドラムとベース。ボーカルの声は終始全然聴こえなかった。とにかく異常なまでのフィードバックノイズと完全にバランスが崩壊しているアンサンブルに衝撃を受けた。
この暴力的なノイズと、ハードコアなドラムでスイッチが入ったのか、急にお客さんが暴れだしました。僕はそういう気分じゃなかったので後方へ避難。突然すぎてびっくりした。
時間にしたら30分くらいか…、ずっとあっけにとられてました。ここまで行くと気持ちいいですね。
一晩経ってこの記事書いてますけど、耳鳴りが全然治りません。