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企画したイベントや、行ったライブのレポなどが書かれていると思います。

7.10 PLAYGROUND(山本精一、須原敬三、千住宗臣)、JB(bikke、渕上純子) /京都shin-bi

shin-biは行ったことがなく、一度行きたいなと思ってたら閉店の情報が流れてきました。そんな情報と山本さんの唄ものの情報が入ってきて、絶対行かな!とチケット取りました。

COCON KARASUMA自体ほとんど行ったことがなくて、おそるおそるshin-biのある3階に上ると、本屋雑貨を売ってるスペースを発見。開場時間少し過ぎてたけど、たらたら観て、ライブはどこでするんだろうと辺りを見回していたら、何人か列ができてました。しまったと思いながら料金を払い、中へ入ると用意されていた椅子の7割ほどが埋まる盛況ぶりで、のんびり来すぎたことを後悔しました。

このライブスペースは不思議で、アンプとドラム、あとは必要最低限のスピーカーが置いてあるだけでした。PA卓もちょこっとしたものがあるだけ。一般的なステージにあるような照明もなし。普通の商業施設の中でライブが行われるため、大きい音は出せないからですかね。そんな空間に入った瞬間に「ここ、好きだな」と感じました。

■JB
bikkeさんの唄は初めて聴いたのですが、とても好きなタイプの声でした。なんか包み込むような優しい声。純子さんの声と混じり合うとまたなんともいえない幸福感に包まれました。

2人の姿がほとんど見えなかったので、目をつぶって2人が作り出す音と唄に耳を任せてました。



■PLAY GROUND
1曲目は「飛ぶひと」でした。そこからほとんどMCなしで「水」、「鼻」などを演奏。個人的に嬉しかったのは「カバーやります」といって始めたジャックスの「時計をとめて」。ジャックスの中で一番好きな曲です。ジャックスとは違った虚無感がありました。

そんなんで本編が終わり、もちろんアンコールの拍手。出演者全員が出てきて「まさおの夢」を演奏。アンコールの拍手が鳴ってる中、後ろの方でどうしようか相談してるメンバーが可笑しかった。

で、メンバーが帰っていくも、またしてもアンコールの拍手。今度はPLYA GROUNDの3人が出てきて2曲することに。1曲目にやった曲で須原さんがコーラスを入れなかったことにご立腹の山本さんが曲をやりなおしたり、2曲目では「この曲ベースないわ。もう、帰って下さい」と須原さんを退場させたり、山本節全開だった。

山本さんの唄は正直上手くはないと思います。ただ、声質やギターの音が独特で心に引っ掛かります。また、歌詞の抽象感というか、意味がありそうななさそうな感覚、それでいてちょっと泣けてくるバランス感覚が物凄いと思います。