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企画したイベントや、行ったライブのレポなどが書かれていると思います。

7.9 clammbon tour「2010」/難波ハッチ

前から好きでライブ行きたいなと思っていたけど、なんかタイミングが全然合わなくて行けなかったバンド。春先にやってたゼクシィのCM見てハッとしてライブスケジュールみたらこの日がありました。平日だったのでどうかと思いましたが、仕事も落ち着いているはずなのでチケット取りました。今週初めまで行けそうだと思っていたら突然仕事が舞い込んできたりでどうしようかと思ったけど、なんとか終わらせれました。そんなで自分的に紆余曲折があったので会場着いただけで嬉しかった。

開演時間10分ほど過ぎ、客電が落ちてメンバー登場。ミトさんスタイルいいなとか、郁子さん可愛らしいなとか大助さんおもろい髪型や!とか初めて生で観るクラムボンに感動。そういえばミトさんは何年か前のフジロック早川義夫さんと共演してるのを観てました。

1曲目の「シカゴ」で聴いた郁子さんのハスキーで伸びやかな声に感激した。ミトさんがお客さんに手拍子煽ってみんなでやってる様子にまた感激。そこから「GOOD TIME MUSIC」、「パンと蜜をめしあがれ」とたて続けに演奏し、新譜の中で一番好きな「JAPANESE MANNER」へ。この曲の跳ねたノリ、ちょっと皮肉った歌詞と全体に漂うコミカルな雰囲気が大好きです。

そこから軽いMCがあって「あんまりやらない曲やります」と「Our Songs」ってきて、個人的にクラムボンの中で一番好きな「便箋歌」へ。イントロ鳴った瞬間に自分の中で何かが湧きあがってくる感覚がして棒立ちで釘付けでステージを観てました。

「便箋歌」の余韻が冷めたころにはライブも終盤で今度は「バイタルサイン」のイントロが鳴ってました。これまた大好きな曲で盛り上がった!この曲の最後でミトさんがベースをめちゃくちゃに振り回して完全に昇天されました。最後はシールドが抜けてしまったんで、先をアンプにくっつけてノイズ出してました。曲が終わってから郁子さん「右の耳がおかしい」って。確かにギャーンとすごいノイズでした。で、新譜から「NOW!!!」「KANADE Dance」と続いて本編終了。

アンコールでは1曲目に「Ka-Ka-KaLMa!」の予定で準備してたけど、その前にミトさんが朝プールで泳いでいたらスピーカーから「はなれ ばなれ」が聴こえてきて、これがけっこうイケてて…ってな話をしてたら客席から「やってー!」の声がかかりました。郁子さんとかよく聞こえなかったみたいで「もう一回言って」って、そしたらそこら中から「やってー!!」のコールがあがって、ミトさんも「じゃあ次ね…」と言ってたらスタッフの人が袖からベース持ってきて急遽演奏することになりました。ミトさんちょっと苦笑いだった。で、「サラウンド」と続き、もうやっちゃえ!ってことで「Ka-Ka-KaLMa!」もプレイ。おもちゃ(?)の拡声器で歌う郁子さん最高でした。ラストは「あかり from HERE」でした。

ついに観れたクラムボンに本当に感激ました。とにかくメンバー3人の楽しそうに演奏する姿が印象的だった。それにつられてかお客さんも手拍子でどんどん応えて、またメンバー3人もそれに応えてくれる。こんなライブされて楽しくないはずないです。

あと、印象的だったのがMCで言ってたこのツアーに出るにあたってPAシステムや移動車買って自前でやってたという話。さすがにこの日は違いましたが、ツアーの始めはメンバーとPAさん、マネージャーの5人で行動してたらしいです。フットワーク軽くいろんなところで演奏できたらってことでそうしたみたい(植物園で演奏したりもしたそう)。

また、その時言ってたライブ感想送ってくれたら当日の写真あげますよってのはほんとうにいいことだと思います。やっぱり写真があると後で思い返すのに役立つし、ライブがより特別なものになると思います。こんな面白いところがあるよという情報も教えてほしいと言ってました。音響システムあるし、そこで演奏するかもって。なんかその話聞いてて音楽だけでなく、バンドの姿勢そのものが大好きだ!と強く感じました。