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企画したイベントや、行ったライブのレポなどが書かれていると思います。

12.27 neco眠る presents"SPLAY 27" (neco眠る、オシリペンペンズ、DODDODO、ウリチパン郡) /梅田シャングリラ

今年のライブ納めは素晴らしいイベントに行けてよかったです。

開場時間くらいにシャングリラ行ったら、今まで見たことないくらいの行列ができてました。なんじゃこりゃ!?と思い、このメンツならあり得るかとか、身動きとれないなとか考えてました。とりあえず、入口あたりのスタッフの人に入場順を確認しました。シャングリラ予約の人から順に入場ってことで、自分が数ヶ月前に予約した番号を確認したら1番やってかなり嬉しかったりあせってしまったりと変な気分になってしまいました。そんな感じで全然待たずに中へ。客席真ん中のバーカウンターあたりの場所を確保。ここはカウンターにもたれながら聴けるし、段差のおかげで前にひとに隠れることなくステージを見渡せるので、個人的に特等席と思ってます。何年も通って初めて行けてちょっと興奮でした。

■ウリチパン郡
ボロフェスタ以来約2カ月ぶりです。いつもはウタモさんの声がちょっと小さいなと思ってましたが、この日はよく聴こえてよかったです。前のサポートを加えた大人数の編成から、メンバーだけのシンプルな編成になって楽曲のよさが際立って幸せな気分になれる。

人数が減った分、オオルタイチさんがシンセサイザーでエフェクトを加えたりして生っぽさが無くなった気がしますが、次のステージへ向かっているようで今後も楽しみです。

来年はライブの回数を増やすと言っていたので、もっと見る機会が増えるかもしれません。

オシリペンペンズ
メンバー全員テンション高かった。特にモタコさんは出てきた瞬間にマイクを額にガンガンぶつけて臨戦モード。それに見合った強烈な演奏でした。照明も終始暗めで、ペンペンズの持つ緊張感がよくでてた気がします。MCは酔っ払いおとぼけトークでしたが。

ラストの「時が来た」で僕がもたれてたバーカウンターに上りだして歌ったり、久しぶりに客席で不安というか緊張というか、ただでは帰れないなと思わせるライブでした。

道下さんがPAで加わって、モタコさんの声にエフェクトかけたりとちょっと変化もあって、少し新曲もできてきてるようでどんどんよくなってきてます。

■DODDODO
今回はDJ MIGHTY MARSさんがおらず、1人でのライブ。個人的には少し力不足な気がしました。楽曲はめっちゃ好きなんだけど、曲のつなぎやアドリブがイマイチで盛り上がれるときと盛り下がるときの落差が大きかった。

neco眠る
そろそろかと待ち構えていると、閉じた幕の向こうで「Sun City's Girl」のイントロが流れてステージ開始。予想外の始まり方にちょっとびっくり。待ってましたとばかりにお客さんも踊りまくりなぜか「オイ!」コールがあったりしました。

ずっとお客さんのテンションは高くて、伊藤さんもめちゃくちゃテンション高い。そんな凄く高いテンションでライブは進んでたのに、森さんのMCが相変わらずの和み系で笑った。このギャップがneco眠るの大きな魅力だと思う。

本編中盤、森さんが「忘れ物をしたので取りに行ってきます」とギターのカポを持ってきて、DODDODOちゃんを迎えて「猫がニャ〜て、犬がワンッ!」を演奏。モタコさんも緑のかわいらしい帽子をかぶっていてスケッチブックに何か描いたりこのへんからカオス度合いがどんどんヒートアップ。本編最後の「ENGAWA DE DANCEHALL」もむちゃくちゃでした。

1回目のアンコールでは二階堂和美さんが出てきて「猫がニャ〜て、犬がワンッ!」をもう一回演奏。DODDODOちゃんも出てきて本家とカバーの夢の共演となり、会場の盛り上がりもすごいことに。二階堂さんは客席後ろらへんから出てきてダイブでステージへ行ってました。

2回目のアンコールでは普段最初にやってる「RETURN OF THE NEW WORLD→UMMA」の流れをこのタイミングで演奏。なんかステージからミカンは飛んでくるし、後半、お客さんが何人かステージに上りだしたら、我も我もとどんどんステージに上りだして強烈なカオス状態になりました。たぶん30人くらいは乗ってたと思います。

そんなこんなで23時くらいに終わりました。演奏内容としては、森さんがMCで言ってたようにミスが多かったし、二階堂さんも音程とかめちゃくちゃなところもあって、よいとは言えませんでしたが、メンバーもお客さんも凄く楽しそうで、そんなことは些細なことでどうでもいいやん!と思えるライブでした。今年最後のライブがこれで本当によかったと思える素晴らしいライブで、悔いなしです。

来年はライブを減らしてもっと練習して新曲もたくさん作るって言ってたので、期待して待ってようと思います。それでも6月まで毎月予定はあるみたいですが。

あと、地味にDJ威力さんの選曲がツボすぎてよかったです。セットチェンジの間退屈せずにすみました。