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企画したイベントや、行ったライブのレポなどが書かれていると思います。

8.18 P-HOUR presents 『MUSICS』(灰野敬二、ドラびでお) /京都メトロ

順調に仕事が進んで「定時てあがって行くぜ!」って思ってたら、急にお客さんにトラブル発生で残業。結局、19時半くらいに仕事場出る感じになり、メトロについたら19時45分くらいでした。ドラびでおさんのソロは観れなかったです。その一昨日に観たからまあいいかと納得できました。

中に入ったらおどろおどろしい声が聴こえていて、灰野さんや!って感じ。

灰野敬二
お経らしき音をバックに数本のマイクを使ってパフォーマンス。この世のものとは思えない凄い声でした。そこからおもむろにギターを持ち、轟音のノイズパフォーマンスへ。結構高音が強烈で頭にくる凄い音だった。脳みそが洗い流されるような気分になりました。

灰野敬二ドラびでお
完全即興のセッション。ドラびでおさんの強烈なビートのドラムにさっきの轟音ノイズギターで応える灰野さん。ステージ後ろのスクリーンに映し出される灰野さんの前で本物の灰野さんが演奏する様子はへんてこりんな感じ。時折そのスクリーンの映像に目をやる灰野さんがちょっとかわいらしかったです。

演奏自体はハイテンションでガーッとする感じじゃなくて、緊張感があるまさにセッションって感じでした。途中、灰野さんは楽器をスティールギターに変えて独特なピョンピョンしたような不思議な音を出してました。音はそんな感じなんだけど、演奏はとても激しくて、その楽器はスティールギターですか?そんな弾き方ありですか?と思ってしまった。

そこからまたギターに持ち替えて轟音ノイズ。今度はかなりのテンションで髪を振り乱しながらの激しいパフォーマンスでした。

本編は35分くらいで終了。そこからアンコールでさらにハイテンションな演奏ですべてを出し切ったような状態で終わりました。

全部終わって時間見たら21時前でメトロにいた時間は1時間くらいしかなかったのに、ついつい真剣に観てしまってめっちゃ疲れました。音量も他のライブの1.5倍くらいの大きさで、次の日耳鳴りがしてしまいました。

灰野さんはまだ2回しか観たことないけど、観るたびに新しい表現が観れて飽きないです。音楽家というより表現者ですね。

あと、この日はステージが終わったら客席を通り抜けて楽屋へ帰って行ってて、僕のすぐ横を通り抜けてたりで感激しました。数10センチ先に灰野さんが!みたいな感じで。