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企画したイベントや、行ったライブのレポなどが書かれていると思います。

11.23 turn、turn、turn! pre40 years(UA、POPO) /京都精華大学

昼間に専門学校の授業(祭日、祝日関係なし)を受けて、そのまま精華大学へ。精華大は京都の北の方のかなりへんぴな場所にあって、僕の場合、京阪+叡山電車比叡山へ向かう車両2両とかの電車)で行きます。

18時くらいに叡山電車出町柳に着いたら、UA効果+比叡山への観光客などでホームから人が溢れ返ってました。若い人も多かったから、全員UA目当てだったら凄いことになるな〜と心配でした。なんとか精華大に着くと、もう既に開場待ちの列がものすごい長さでできてました。僕も並んで、30分くらい待ちます。すんげー寒かった。

今回の会場は大学内の中規模の教室(!)で、お客さんは据え付けられてる椅子座って聴くスタイル。ステージは教壇の上。全員座ってるから、よく見えました。真ん中あたりに座って、ステージまで10メートルくらいだと思います。

■POPO
なんとなく想像してたとおりの音でした。エレクトロニカっていうか、やさしい音の電子音にトランペットやリコーダーが乗っかります。隙間の多い音楽で、たぶん、PAを通さずに演奏していたので、お客さんが出すちょっとした音も耳に入ってしまうようなソフトな空間でした。今、個人的なブームのテクノポップがひと段落したら、こっち系の音楽に流れるだろうなと思います。

ソフトな音楽に加えて、椅子に座って聴いてることも合わさって、めちゃ眠くなってしまい、目をつぶってウトウトしてたらいつのまにか照明暗くなってました。

UA+内橋和久
ステージにはすでに内橋さんの楽器がセットされていたので、ちょこっと調整して一旦引っ込みます。で、けっこう早く2人登場。こんな近さで観るUAは細かった。華奢な印象がありました。

第一声が「ウイッス!」だった。頭の中でコケた。MCはほとんどそんな感じで、関西弁も炸裂しまくってた。歌とのギャップが凄まじいよ。中でも箕面の猿の話しで「あそこの猿は人が自販機にお金を入れると、ビュンって来て、ガンッてボタン押して、サッと取って、逃げていくねんで〜」っていう感じの表現(細かい内容は覚えてないです。ニュアンスだけ感じてね)がモロ大阪って感じで面白かったです。

あとは、「音の参加、声の参加、オッケーなんで」とか、突然質問コーナーがあったり、リクエストタイムがあったり(UAか内橋さんが無理な曲はダメだったけど)、終始アットホームなライブでした。

けど、歌は凄かった。うまいだけじゃなくて、声と感情の一致具合、踊ったりする感じも自然で、伝わってくるものがたくさんあった。照明も凝っていて、半分トリップしてしまった。また、「水色」を歌ったときに、歌いだしで「この曲は地声で歌おう」って言って、マイクなしで歌ったのは感動しました。UAの歌もそうだし、観客全員が固唾を飲んで歌に聴き入る感じがすごいよかった。カメラのシャッター音がうるさかったのが残念でしたけど。

内橋さんのプレイもやはり凄くて、エフェクターを駆使してギターという楽器を越えた音を出していて、それをディレイかけて幾重にも重ね合わせて独特の音の世界を創り出してました。

ライブ自体の感想が少ないけど、このライブは言葉ではうまく表せないです。なんかよかったっていう感じだった。帰りの電車はずっとボヤ〜としとったですよ。