3ヶ月連続ボガルタ&ペンペンズ観戦の2ヶ月目。しかも、他のメンツもアルタードステイツ、二階堂和美さんという前々から興味を持っていた人たち。ものすごい楽しみにしてました。昼くらいに大阪入りして、タワレコでスターリンの「絶望大快楽−LIVE at 後楽園ホール’83−」を購入。最近は自分のなかでパンクブームが再来していて、K2でパンクといえばスターリンでしょ!ってことで借りてみたら、よかったので。これは何故かK2になかったから買ってしまった。やっぱりこういうバンドはライブ盤がいいでしょ。
そんな感じで、19時過ぎにブリッジに着きました。今回は地下鉄の出口をまちがえてしまったため、フェスティバルゲートの横のジャンジャン横丁はすごい活気があるのに、ゲート内の施設は9割閉鎖という強烈なコントラストを体感できました。
■オシリペンペンズ
このハコは客席とステージの段差がなくて、床のこのへんからステージね、みたいな感じだからか、端のほうに椅子があったからか、ほとんどみんな座ってみてました。
曲目は前回と似たような感じ。モタコさんは赤いTシャツにいつものベルボトム。けっきょく最後まで脱がなかった。
ここ最近のペンペンズは1曲あたりの時間が長くなってる気がします。今回は自分の位置ではキララさんが見えなかったので、迎さんのドラムに注目してました。なんか変な叩き方なんだけど、すごいうまいんですよね。ドラムも歌ってるような感じ。うまくいえないけど。
■BOGULTA
ここで、後ろのほうで見えないという人のために、内橋さんから2階を開放しますとのメッセージがありました。僕は行きませんでしたけど。前でボガルタ観たかったし。
あらかじめペンペンズのセットの後ろにある程度準備していたので、けっこう早く準備終了。メンバーは着替えのために後ろの方へ。そのときステージを見てみると、ものすごいデカイドラムスティックがありました。普通のやつの3倍はあった。ちょっと笑ってしもうた。
登場してきたときに、そのスティックを持って「今日はこれでやるぞー!」みたいな感じでスタート。1曲め「SCRAP B.O.G」のイントロ最初で断念して、普通のに持ち替えてました。3曲目に新曲があり「政治家うんぬんかんぬん」みたいな歌でした。これもよかった。
2曲やったあたりでショウゴさんが「暑い!」とか言い出して、上着を脱ぎます。NANIさんが「エジプトにいると思ったらええねん」みたいなことを言いながらショウゴさんをたしなめ、空調を確かめると「暖房になってんで!しかも30度や!」みたいな変なやりとりがありました。なんかおもしろかったです。
■アルタードステイツ
次は二階堂さんで、最後にアルタードだろうな〜と予想していたので、後ろでボ〜っとしてたらいきなり曲が始まってびっくりしました。内橋和久さんと芳垣安洋さんは別のバンドですんごいのは知ってましたが、ナスノさんは噂だけで、実際のプレイを観たことがありませんでした。ものすごかった。ほとんど決まった位置に立って、上半身でリズムをとって、すごいフレーズを連発してた。
バンド全体も誰かがおもしろいフレーズを弾きだしたら、他の2人が瞬間的にのっかかり…即興ならではの緊張感もすごく、固唾を呑んで見守るように聴いてました。みなさん演奏してるとき余分な力が全然入ってなくて、ほんとにうまい人はそうなんだよな〜と関心してました。
■二階堂和美+内橋和久
このへんで体力的にも限界がきていたので、後ろの方で座ってみました。内橋さんはギターでストリングスみたいな音を出して、そこに二階堂さんのアコギと声がのっかかるような感じ。
この人の声は生で聴くと圧巻でした。声を楽器として操ってるような。その声を半分夢の中に居ながら聴いてる幸せを満喫しました。
ブリッジはPAがいいのか、どのバンドも音のバランスがすばらしくよくて、そこもよかったです。