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企画したイベントや、行ったライブのレポなどが書かれていると思います。

10.7、8 ボロフェスタ06 /京都大学西部講堂

特に参加するぞ!と意気込んでるわけではないのに、メンツが良すぎて3年くらい毎年参加してるこのイベント。今年もヨダレがでそうなメンツで大満足でした。僕は1日目と2日目に参加。

今年は去年に比べて椅子が多かったし、のんびりできました。1日目は雨が降り寒く、2日目は晴れてたけど前日の雨の影響かやっぱり寒かったです。もっと着込めばよかった。そんな訳で、観たバンドの感想を2日まとめて。

    • 1日目-------------------------------------------------------------

ELECTRIC EEL SHOCK
その前のTHE BEACHESあたりで会場に着き、まったりしてから講堂の中へ。ここは客席に傾斜があって、まあまあ観やすくていいですね。

このバンド、12月にDMBQと対バンということで「どんなもんじゃろ?」と思ってました。で、メンバーが出てきたらモロヘビメタって感じで笑けました。何故かドラムの人がスティック2本でドラムを叩いてた。そのせいか、ヘビメタなんだけど速い曲はほとんどなし。ハードロック?

ドラムのパフォーマンスもおもしろかったけど、ギターの人がまた笑えた。いきなりギターを口でくわえだしてみたり。松居さん以外にやったのを初めて見た。ギターを頭に叩きつけてみたり、大バカ者でした。

コテコテすぎておもしろかったです。

■THEATRE BROOK
散々名前は聞いているんだけど、観る機会がなかったので、観れてうれしかったです。ドラムとベースのグルーブがすごすぎ。「大人」なロックだなと思いました。

キセル
こちらも名前は聞いてたけど、観たことないバンド。非常にまったりしてました。たまにこういうのがものすごく聴きたくなるときがあります。でも、この日は疲れがたまってたので眠たかったです。

ゆらゆら帝国
セットリスト(えびるより拝借)

1.わかってほしい
2.すべるバー
3.夜行性の生き物3匹
4.傷だらけのギター
5.男は不安定
6.午前3時のファズギター
7.タコ物語
8.恋がしたい
9.順番には逆らえない
10.3×3×3

キセルの後、リハのために一旦全員が外に出されたため、講堂の前に黒山の人だかりができてました。自分もその中にいた。後ろでリミエキの音を聴きながら待つこと40分くらい。やっと開場。なんとか会場真ん中あたりの出っぱってるところ(?)の前のほうをキープし、待ちました。千代さんと一郎さんがよく見える位置。坂本さんはちょっと見にくい。

前日のシャングラのライブを「静」とするならば、この日は「動」。前半から飛ばしまくりですごい盛り上がってました。前日、超定番の「夜行性」や新曲「順番には逆らえない」をやらなかったのでなんでだろう?と疑問に思ってましたが、2日行って解決。たぶん、2日で1つのイメージなんだと思いました。

    • 2日目---------------------------------------------------------------

■ニーハオ!
最後10分くらいしか観てないんですが、かなり好みでした。ちょっとOOIOOっぽいかなと思った。

MELT-BANANA
前回観た時は、あまりのモッシュに前にいれずほとんどメンバーが観れなかったので、かなり早くからメンバーが観れる位置をキープ。数十分後、開演時間になったけど、全然人がいません。…と思ったら大勢の人がやってきました。

もう、ギターの人がすごすぎです。一体、どうやって音を出してるかわからない。ギュインギュイン唸るし、ノイジーだし、感激しました。ベースの人も小柄な女性なんだけど、その外見からは想像もつかないジャキジャキな音が炸裂。

聴いた場所のせいか、少し音が浮いて聴こえたのが残念でしたが、もう虜になりました。また絶対観に行く。

夢中夢
今度出す音源のコメントを書いた人を見て、観ようと思いました。ボーカルの女性が可愛い人でした。歌ってるときは凛としてかっこいいんだけど、MCでは普通の若いおねえちゃんって感じで、そのギャップに惚れそうでしたよ。

曲は、バイオリンやピアノが絡み、ファンタスティックな感じ。そこに時折、ヘビメタっぽい感じが入っておもしろかったです。途中で、ゲストとして赤犬ロビンさんが乱入。デス声で強烈シャウト!バンドの雰囲気と対極にあるその声はすごい浮いてた。なんか、笑けた。

騒音寺
最高のロックンロール。ナベさんの声は太く、突き抜けてました。お客さんの盛り上げ方もうまいし、カリスマ?

Ken Yokoyama
まず、盛り上がりがハンパなかった。騒音寺のときからピザ勢は講堂内に大挙し、僕が騒音寺の途中で中に入ったときにはすでにほぼ満員。

数十分後、司会の人のライブに関する説明が、そこで「ダイブやモッシュはあえて禁止しません!」って言葉にちょっと感激しました。地面が硬くて、落ちたら危ないからダメって言うと思ったから。

で、肝心にライブですが、それはもうよかったです。みんなダイブしまくり、モッシュしまくり。Kenさんもすごいフランクで、楽しんでる様子がめちゃ伝わってきました。お客さんからの声にもキチンと応えてるし。一回、Kenさんが「誰かニョキって生えてきて。で、最初にここに来た人が1,2,3,4って言える」って言ってホントにお客さんの合図で曲が始まったとき「いいな〜。こんな雰囲気」と感激しました。ライブ観ながら「こんな大人になりたい」って何度も思った。

だいたい1時間。持ち時間をけっこうオーバーして終りました。

小島麻由美
何年かぶり、2回目。今回はギター、ドラム、ベース、キーボードの4人バンドをバックに歌ってました。すいません、感動でほとんど覚えてません。

アンコールで「ひまわり」をやってくれてうれしかったです。小島さんの曲で1番好きな曲を西部講堂でやってくれてうれしかった。


そんなわけで、僕の中の今年のボロフェスタが終了。例年通り満足でした。たぶん、来年もメンツの魅力で行くでしょう。