θ

企画したイベントや、行ったライブのレポなどが書かれていると思います。

ボロフェスタ1日目(THE 5,6,7,8's、NATSUMEN、ZUINOSIN、ギターウルフ他) /京都大学西部講堂

天気予報も完全に雨の予報だったので、ずっと傘を差したままかと思いましたが、THE 5,6,7,8's以外は大丈夫でした。

今年はお目当てのバンドがことごとく野外ステージだったので、講堂内には通り雨よけと、セットチェンジのときの時間つぶしに少し入っただけで、ちょっと心残り。でも、そんなことは関係ないほどいいライブばかりでした。

というわけで、お目当てバンドたちの感想です。

□THE 5,6,7,8's
外人さんが多かった気がしました。オールドスタイルな3分ロックという感じでノリノリでした。

メンバーが全員コートを着てキメていて、「暑いのによく頑張るなあ」と感心してましたが、ドラムの人は2曲くらいで、ギター、ベースの人も半分くらいでダウンして脱いでました。何故だか男らしいと思いました。

NATSUMEN
メンバー1人1人のスキルがものすごく高くて、ます、そこに感動。バンド内で、2〜3個の音楽が生き物みたいにくっついたり離れたりしてるような、それぞれがバラバラなようで統率のとれてるという感じでしょうか。すごい変な感覚だったのでうまく言い表せませんが。

ZUINOSIN
せっかくなので、張り切って最前列真ん中あたりに行ってみました。ステージが高かったのでメンバーを見上げる感じで見てた。

やっぱこのバンドは準備に時間がかかりますね。準備30分、ライブ30分くらい?今回はNANIさんのマイクトラブルで、さらに20分ほど遅れました。と言っても、そういうじらすところも好きですが、ステージ上にズラッと並べられたアンプを見てるだけでワクワクします。

相変わらずNANIさんは客席から登場。セットはいつも通り。始まってからはよく覚えてないんですが、異常なくらい盛り上がってた気がします。前のほうだけかもしれませんが。覚えてることといえば、ライブの最後にNANIさんが客席にダイブして、そのまま後ろの方に消えたなあと思ってたら全身泥だらけになって戻ってきたことくらいです。服も髪も顔面も真っ黒になってました。

ギターウルフ
人生初めてのギターウルフ。今まではテレビでしか見たことがありませんでした。生のギターウルフはどんな感じなんだろう。

ZUINOSINが終わってた瞬間、皮ジャンの怖そうなお兄さんに最前列からどかされ、瞬く間に前方は皮ジャン軍団が占拠してました。気合入ってるぜ!

ベースウルフは素人というのをどこかで小耳にはさんでいたので、「どないなもんかいな」と注目しておったんですが、予想以上の素人ぶり。なんというか、係りの人がベースの音を出すための調整をしてましたね。「さすがにそりゃないだろ!」と心の中でツッコんでみましたが、20秒後にはギターウルフだからOKかという結論に落ち着きました。

セイジさんのビール一気飲みの儀式も終わり、ライブスタート。ギターの音が異常に大きい。そして、かなり荒削りだ。ハウリングしまくり。耳が痛くなってきた。ベースはほとんどルート弾き。こんな上モノなのにリズムがヨレないドラムはすごい。

しかし、ちょっと期待した感じとは違いました。ベースがほとんどルートなので、今ひとつ曲に幅が出てない気がしました。あと、ベースウルフがステージ慣れしてないこと。当然といえば当然なんですが、このバンドは格好つけてナンボのバンドだと思うので、もっと堂々として欲しかったです。この辺の問題は時間が立てば解決するようなことばかりなので、大丈夫でしょう。

ずいぶんと偉そうなことを書いてしまいましたが、しがない1人の人間の意見なので、適当に流してください。

あと、アンコールで「オールナイトでぶっ飛ばせ!」が聴けてよかった。