3人編成になって、サウンドがシンプルになっていい感じです。オリジナルもカバーも分け隔てなく聴けるところもいい。また、半分がライブ音源で、選曲もちょっとしたベスト盤みたくなってます。
3曲目「Bamble Bee」は誰かのカバーのようですが、原曲が誰のものかわかりませんが、もうバカテク発揮されまくりの強烈なリフ。どうしたらこんなに音をつめこみながらも正確なプレイができるんでしょうか。4曲目「Nineteen」はジャムって作られたのかな。「3人が向かいって1発で録った」的なスリリングな曲。7曲目「Stamp Stomp」はテケテケ全開です。こういったアクセントっぽく16分音符が入ってるパターンは大好きです。
後半のライブトラックは、全体的に音がこもってます。ライブっぽさが出てて非常にいいです。中さんのギターの音も中域が強調されていて、ギンギンしてなくて好きな音だし。あと、リズム隊のビートが重い。モタッてるんじゃなくて、ドッシリと構えてるような感じで、たぶん、曲のテンポが少し抑え気味になってるのもあるんだと思います。
それぞれの曲はホント聴き慣れたものばかりなので、特にどうこうというものではありませんが、まあ、よくここまで弾けるもんだなあと感心します。
最後に内容と関係ないですが、このアルバムは海外でのリリースを意識して製作された（実際に海外盤も出てますが）ものらしいです。だからなのかわかりませんが、クレジットの中に思いっきり「侍」って書いてたり、アー写でメンバーが着物に刀を持ったりしてます。いくら日本人の海外リリースだからってこれは安直すぎるような気がしないでもないです。
