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企画したイベントや、行ったライブのレポなどが書かれていると思います。

ゆらゆら帝国

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【メンバー】
坂本慎太郎(vo&g)、亀川千代(b)、柴田一郎(d)

1989年、リーダーである坂本慎太郎が“日本語のオリジナルロック”というコンセプトのもとに『ゆらゆら帝国』を結成。当初は4人で活動していました。このころはむちゃくちゃ暗い自分否定の曲ばかり演奏。当時の音源は現在廃盤。プレミアがついてメチャ高いです(僕は行ったことがありませんが、東京のジャニスという店で1stアルバムなど、当時の音源を借りることができるらしいです)。

1998年アルバム「3×3×3」でメジャーデビュー。この少し前にドラムのイチローさん加入。その後なんやかんやで現在に至る。(もっと詳しいのが見たい人はオフィシャルページへ)

ゆらゆら帝国の名前はこんなに長く続くと思ってなかったので、初期のメンバーで適当につけたそうです。坂本さんがラジオで言ってました。

僕がゆらゆら帝国を初めて知ったのは高校2年のときです。同じクラスで仲良くなった友達に「ゆらゆら帝国って知ってる?」と言われたのがきっかけでした。最初は完全にコミックバンドだと思ってました。名前も変だし、曲のタイトルも変。

何日か後に近所のツタヤで「ミーのカー」をレンタルして聴いてぶっ飛びました。しっとりとした聴かせる曲から、ファズギター炸裂の暴力的な曲までレパートリーの幅の広さ。一発でファンに。

ライブもすごくて、CDじゃ聴けない爆音が開場中に響いて気持ちよくなれます。また、前の曲のエンディングが継ぎの曲の前奏になってたり、轟音のノイズが鳴り響いてる中からひっそりと次の曲が始まったり曲間のつなぎも凝っていて、何度言っても飽きません。

ディスコグラフィー+一言コメント】
「3×3×3」
ゆらゆら帝国メジャーデビューアルバム。ライブの定番曲「発光体」や、「EVIL CAR」など収録。はじめての人はこれから入るのがいいのではないでしょうか。

「ミーのカー」
かっこよくロックな「ズックにロック」やしっとりした「ボーンズ」、「星ふたつ」。おどろおどろしい「人間やめときな」、「19か20」といったかなり曲の振り幅の大きいアルバム。僕は一番好きかも。

「太陽の白い粉」
表題曲は夏の太陽に吸い込まれて行くようなトリップできる曲。はねるのトビラのテーマ曲「すべるバー」収録。4曲目の「心は半分」はインディーズ時代の曲のリメイク。かなり明るくなってます(これでも)。

ゆらゆら帝国III」
さわやかで明るく、ゆらゆら帝国の新たな側面が見えるアルバム。「待ち人」はホントいい曲ですよ。

ゆらゆら帝国のしびれ」
バンドでやってるのに、いろいろなパートの音を抜いたりして実験的な意味合いが強いと思われるアルバム。他では聴けない質感の世界が待ってますよ。
とか言いながら、僕は一番バンドらしい「夜行性の生き物3匹」が一番好きです。阿波踊り楽しい。

ゆらゆら帝国のめまい」
プロデューサーの石原洋さん(元ホワイトヘブンで現在スターズ)を喜ばせるために作ったらしい「名曲集」。どの曲もしっとりと、そして感動的です。最後の「星になれた」はホント泣けます。

「な・ま・し・び・れ・な・ま・め・ま・い 」
定価なんと1000円(!)のライブ盤。安いからここから聴くのもいいかもしれませんが、かなりイレギュラーな音源です。


その他、シングルいっぱい。インディーズ時代にカセットやCDをいくつか出してます。一部廃盤。