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企画したイベントや、行ったライブのレポなどが書かれていると思います。

20200127

あまりにも放置するのもどうかと思うので、ライブレポではなく、適当なことを適当に書くのもいいかなと思ってます。

 

年が明けてから、何かわからんけど、自分の細胞が書き換わった感覚がある。年明けに喉が痛くなって少し止めたことをきっかけに、〇〇歳からずっと吸ってた煙草を止めた。「何で?」と聞かれても「何となく」としか答えられないけど、止めた。家に吸いかけの煙草もライターも転がっているけど、火をつけるのが面倒くさい。ものぐさなのだ。会社員なのに。家のポストも開けるのが面倒くさくて1か月くらい放置していて、昨日、ようやく開けてみた。年賀状が入っていた。煙草もポストもそういうものだ。何となくスイッチが入るか入らないかのみだ。

 

ところで、先週末は今年初めての企画でした。TRANSPARENTZの6年ぶりの関西ツアー。数年前から何回かオファーしていたんだけど、色々合わなくて何度かバラシを経ての実現だったので嬉しかったです。対バンも、これ以上ない組み合わせだったと思うので、本当に満足でした。来月は、PANICSMILEのレコ発があります。

 

2020/2/21(金)@難波BEARS
PANICSMILE LIVE 2020 WINTER」PANICSMILE新作の会場先行発売あり!!

PANICSMILE
山本精一 + 吉田ヤスシ + senoo ricky
◆CARD
◆o’summer vacation
前売り:2,300円、当日:2,500円
予約→

namba-bears.main.jp

 

その先は、6/13(土)に京都nanoで、翌週6/20(土)に名古屋ハポンであります。20日はメンツは決まりました。ツーマンのはずです。名古屋は、お店の人も「やばい!」って言っていただけたので、やばいんちゃかな。13日はまだほとんど決まっていません。こちらも「やばい!」って言ってもらえるようなものにしたいです。

 

企画は飽きないから、続けたいなと思ったりです。年内でできたらいいな案件も上手く進むといいよねー。

 

 


Kyohei Tsutsumi And His 585Band - Sexy Bus Stop

 


kyohei tsutsumi & his 585band - hit machine.

 

ここ数日はこればっかり聴いている。たまたまK2で借りてみて、聴いたら夢中だ。ライブで演奏されていてもステージを無視して音に浸って踊ってしまいそうな質感がとても心地良くて、延々聴いている。これは、普通に盤も買うつもり。サブスクの海から音楽を求めるのもいいけど、自分は波にさらわれそうなので、自分の目の届く範囲で面白い音楽を求めていきたいなと思ったりするのです。

 

 

2019年が終わる

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今年も残すところ今日のみとなりました。


今年のブログ更新は3回で、去年の年末に「今年はライブレポ書きたい」みたいなことを書いたんですが、見事なくらいの3日坊主でした。昔はライブから帰ってきて、夜遅くてもレポを書き上げてから寝なくてはいけない…!みたいな強迫観念があって書いてましたけど、今はTwitterとかで殴り書きして満足してしまうのでなかなか書けません…。

 

年末恒例となった今年行ったライブの本数ですが、下記の通りのようです(Googleカレンダーに登録されているものを拾ったので、抜けてたりはあるかもしれません。フェス的なものは1日1カウント、自分で企画したものも1カウントです)

 

1月…9本
2月…5本
3月…6本
4月…9本
5月…9本
6月…7本
7月…11本
8月…9本
9月…9本
10月…11本
11月…9本
12月…11本
年間…105本

 

のようです。そして、自分で企画したりしたイベントが4本でした。

 

ライブ行った本数をカウントしだしてからの遍歴を見てみると、

 

2013年…88本
2014年…89本
2015年…111本
2016年…103本
2017年…103本
2018年…111本

 

みたいなんで、ここ5年くらいは100本アベレージくらいですね。仕事の状況とか考えるとこれくらいが限界かなと思ったりです。企画も結構面白いものができたなと自画自賛しております。企画では、ずっと出てもらいたかった山本精一さんに出てもらえたのはホントに嬉しい気持ちでした(また来年も出ていただきます)。

 

人生の先なんて分からないし、いつできなくなるかも分からないので、やりたいことはやろうと思った今年でした。楽しい体験がしたいから社畜やってお金稼いでいるし(お金はもっと稼げるようになりたい。まだまだ足りない)。

 

ただ、仕事・仕事とかのお勉強・ライブ行く・企画するのバランスが少し崩れてきている気もするので、全体的なバランスを再構築しないとなー、と思ったりしてます。言うてる間に40歳という自分の年齢なんかも考えると、徐々に体力も無くなっていくだろうから、ライブ行く本数も減ってくるでしょう。

 

正直、「音楽なんて飽きたら触れなくなればいいや」と思ってますが、同時に、いつか死ぬとき「結局、音楽は飽きなかったなー悔しいなー」と思いながら死ねたら良いなとも思ってます。昨日、一昨日と東京でアホみたいにCD買ってニヤニヤしているので(上の写真参照)、当面は大丈夫でしょう。

 

何が書きたいかよく分からなくなりましたが、そんな感じです。書きなぐりで推敲するつもりもありません。

 

今年お世話になった方、絡んでくれた方、色々な方、本当にありがとうございました。こんなのですが、懲りずにお付き合いいただけると嬉しいです。

 

ではまた来年!!

七円体、DMBQ / 難波ベアーズ

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この日はDMBQと七円体を観るために難波ベアーズへ。開場、開演時間が早かったり、前売りがソールドしたという情報があったので、行列だろうと予想して早めにベアーズへ行きました。んが、思ったほど並んではおらず。ベアーズのお客さんは相変わらずなのですね。

 

受付を済ませて会場内へ。フロアの中心には、七円体のセットが組まれていて、お客さんは囲うようにして観るスタイル。ステージ上も客席として解放されていたので、自分はステージの上から観ることにしました。場内BGMは無く、エアコンも切った室内、無音の中で徐々に増えていくお客さん。ワイワイした雰囲気ではなく、静かに演奏が始まるのを待っていた様子が印象的でした。定刻を5分ほど過ぎたところで七円体のお2人が出てきて演奏スタートとなりました。

 

 

七円体
去年やったか、一度、本拠地ンチチビルで観て以来の2回目。7枚のシンバルを2人が向かい合わせで木琴のバチを使って演奏するスタイル。

 

波のように、炎のように、森のざわめきのように、具体的な景色が見える瞬間があったり、音が波紋のように広がったり粒子のように見えたりととても色々な音像が浮かんでくる演奏でした。最初は静かに始まり、前に出した音が徐々に広がっていって、中盤から後半にかけて幾重にも重ねあわされた倍音が豊かに広がっていく感じが快感でした。また、生音だったので、会場の中心から音が広がっていく感覚がこれまた良かったです。じっと集中して聴き入っていたお客さんの様子も素晴らしかった。

 

言葉で説明すると陳腐になってしまいそうなので、実際に体験したほうが良い。そんな感じ。

 

 

DMBQ
今回もヤバヤバなライブでした。七円体の演奏が終わり、機材の撤収とDMBQのセッティング。予想よりも早く終わって、定刻(18時)の15分前くらいにすべての準備が完了しました。一応、18時からということで、無音のベアーズで瞑想しながら開演を待つ謎の時間が発生しました。そして、定刻となり、DMBQのメンバーが登場しました。

 

増子さんの長いギターフィードバック。MAKIさんの腹にくる地獄のようなベース。ゆっくりとタメながら、爆発する瞬間を伺う和田さん。そして、1曲目「Blue Bird」が始まりました。重く、ゆっくりとのしかかってくるようなリフと轟音が響く場内。これがDMBQサウンドなのだと見せつけられます。ゆらりゆらりとステージ上でギターを鳴らす増子さん。合間のギターソロでは、過剰なまでに身体を仰け反らせたりしてて「ギターソロはこれだ!」と言わんばかりのパフォーマンスでした。この「過剰な動きが音のうねりを増幅させる感じ」が最高に好きです。そのまま轟音のノイズを撒き散らし、お客さんの鼓膜を破壊していく感じ。最高です。5曲ほどやって、ラストの定番曲「Are You Satisfied?」へ。「あれ?短いな?」と思いつつも、いつまでも聴いていられる印象的なリフと中盤の和田さんのドラムソロ。そこからまたリフに帰っていく快感を覚えながらステージに目をやると和田さんのドラムセットが半壊してました。そして、曲が終わり、空中ドラムへと移行したのですが、ここでアクシデントが。ドラムをセットし終え、和田さんがお客さんの上に登ったあたりでベアーズの電源が落ちた。それまでの流れが最高で、これから突き抜けて行くぞというその瞬間に落ちた。それはそれはコントみたいな展開でした。真っ暗な会場で一瞬唖然とする場内でしたが、すぐにお客さんがスマホの光で照明を作ったりで元の盛り上がりを取り戻す。ヤケクソ感に溢れていて、めっちゃ盛り上がりました。そのままの勢いで空中ドラム終了。ライブも終わりかと思いきや、増子さんから「今日は2ステージやります」とのことで沸く場内。自分も15年はDMBQ観てきているけど、こんなことは初めてです。

 

新たなドラムセットの組みなおし、その他ステージ修復を終えての第2セット。定番の「She walks」から始まり、次はまさかの「Mama Song」。個人的にも思い入れの強いこの曲がこのタイミングで演奏されることの感激で、ちょっと泣きそうでした。んでもって「Nowhere」とかリフが最高な曲が続いて第2部も終わりな感じ。増子さんの「最後何やると思いますか?」で始まったのが「Are You Satisfied?」という馬鹿馬鹿しいけど最高な展開でした。2回目は空中ドラムも増子さんのガスマスクもしっかり炸裂し、最後の最後のドラムタワー破壊へ。お客さんのキャップを取り上げて、和田さんが被り、バッター振りかぶって…何故かドロップキック!!無残にもバラバラになったドラムセットがステージに転がる中、大団円にて終了となりました。客席からは惜しみない拍手の嵐。でも、これ以上は無理ってことで、おしまいです。

 


DMBQ - LIVE @ 全感覚祭2018

 

 

ということで、最高な春のイベントでした。全然色々なところで出てますが、このイベントは17歳の女子高生が組んだんですよね。千種さんという可愛らしい女子高生。出演した2組に対する思い入れや、開催に向けた真摯な気持ちが出演者やお客さんにもしっかりと伝わっていて、それが演者の素晴らしいパフォーマンスや、盛り上がりつつも暖かい雰囲気に包まれたお客さんの反応に繋がった様子がありありと見て取れて、感動でした。自分もイベントやったりだけど「これは敵わないなー」と思ったりでした。何と戦っている訳でもないけど。DMBQ観ながらボロボロ泣いてる姿見て、自分も泣けてきました。こうやってイベント組むのは大変だったと思いますが、最後までやり切っていて…本当に尊敬しかありません。

 

高校生のイベントと言えば、自分的には10年近く前にやってたまめぴよちゃんという娘がやってたshingingというイベントが印象に残っています。

otakebi.hatenablog.com

 

 

自分がイベントやろうと思ったときに意識の中にあって「最初は絶対メトロ」と思ったりしたイベントなので、このイベントに行った人とかが「自分もやりたいな」と思って何かが起きたら、そんな素晴らしいことはありませんよね。

20190105 kesäkuuta market presents “新春 silhouette release party”(SaToA、やなぎさわまちことまちこの恐竜、1983) /下北沢シェルター

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新春ライブ2日目はSaToAの7インチレコ発でした。これまでSaToAのライブはTHREEでやってるイメージがあったけど、今回はシェルターということで、ちょいと新鮮み(何年か前におとぼけビ〜バ〜企画で出てたけど)。

開場時間に間に合わず、けっこうギリギリで到着。めちゃ狭い入り口ドアを通り場内へ。そのときは6割くらいの入りだったんだけど、最終7〜8割くらいは埋まってた感じだったのかな。10分くらい押しでの開演となりました。

 


やなぎさままちことまちこの恐竜
去年のSaToA企画のちきにayU tokiOさんのサポート(?)で出てたことが縁で今回の運びとなったようです。ayU tokiOさんもバンドメンバーとしてギターで参加されてました。

 

可愛らしさもありながら、伸びやかなまちこさんのボーカルと、鍵盤2人という編成だからか、音がとても彩鮮やかで楽しい気持ちになってくる演奏でした。ayUさんがちょいちょいノイジーなギターを弾く瞬間もあって、そういうところが個人的にはツボでした。

 

サポートベースでSaToAのTomokoさんが入っていて、普段とは違って、語弊あるかもやけど「ベーシストらしい」ベースで、こちらも新鮮な感じがありました。

 

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1983
ずっと気になっていて、ようやっと観ることができました。ボーカルの優しい歌い方が少しノスタルジックな気分にさせてくれて、ホッとさせられる。こちらは、トランペットとフルートと管楽器が入ることの鮮やかさがありました。モノトーンの情景の中で、管楽器が入った瞬間にサッと情景に彩りが加えられるような。こういう景色が見えるバンドって好きなので、観れて良かったです。

 

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SaToA
初期の曲、スリーショットの曲、新曲とバランス良く配置されたセットでした。先の2組がけっこう大所帯だったこともあって、3人というシンプルな編成での演奏の良さも感じられたステージでした。

 

相変わらず、3人のコーラスワークの美しさと絡みが面白かったです。それぞれの声が個性的なこともあって、ソロ、デュオ、全員と各々の重なり方で全然違った印象になるのも面白いところでした。演奏も、ドラムとベースで楽曲の芯を作って、ギターが程よいスパイスとなってるところが良かった。全部のパートが等価値に絡んでいるから、いろんな魅せ方ができるのだなと思ったりでした。何となくやけど、Sachikoさんのギターの音色が少し変わった印象があったり。ほんの少しだけど歪み成分が増したような気がしました。気のせいかもしれんけど。演奏自体もどこか垢抜けた印象があって、徐々に次のフェーズに入りつつあるのかなと思ったりでした。

 

アンコールで披露された新曲もとても良かったです。春頃にミニアルバムをリリース予定らしくて、そこに参加されてたayU tokiOさん、やなぎさわまちこさんを迎えての演奏でした。

 

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イベント全体通して、3組とも「東京のバンド」ってことが色濃く出ていた印象がありました。みんな上手いし、大阪や京都だとこういったカラーのバンドっていないし出にくいんだろうなと思いました。やっぱりその土地土地の空気感というものがあるのだなと改めて感じるイベントでもありました。

20190104 久土N茶谷 / 小岩BUSH BASH

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2019年ライブ初めは、何年も前から行きたいと思っていた久人N茶谷のワンマンでした。今年は暦が良かったのと、たまたま東京で観たいライブが続いたので行くことができました。

 

当日、昼間に京都から新幹線で向かった訳ですが、家でダラダラし過ぎて発車2分前にホームに滑り込むギリギリ進行。東京着いたら着いたで、ホテルでだらけ放題してた。そんな感じでゆるっと会場のBUSH BASHへ。

 

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ここも前から気になっているハコで、エントランスのバースペースがとても広く落ち着ける雰囲気。ライブスペースはステージ低めだったけど、程よい広さで、こういったライブ観るにはとてもマッチしたいいところでした。

 

着いてハイボールでも飲んで、開演待ち。開演10分前あたりでライブスペース行ったら、前方はがっちりファンの皆さまがキープしていて、ちょっとカルチャーショックでした。こういうライブはギリギリに何となく人が集まってくることが多かったので…。

 

10分くらい押しで久人さんと茶谷さんがステージに上がってきました。チューニングとかしてそのままライブに突入。こういった緩い始まりはソロやデュオならではですね。で、とにかく2人なのに音がデカイデカイ。久人さんはギターをベースアンプにも繋いでいることもあって、低音の出力も申し分ないし、茶谷さんの全身バネみたいなスナップ効かせて叩くドラムは速くて重たかった。

 

久茶の楽曲はカバーがほとんどで、この日も「STOP JAP(スターリン)」、「B1のシャケ(山本精一)」、「JOHNNY(MOST)」、「まさおの夢(山本精一&Phew)」、「マリリンモンローノーリターン(野坂昭如)」、「解剖室(スターリン)」、「青年は荒野をめざす(ザ・フォーク・クルセダーズ)」など。他にも「SITTING ON THE FENCE」もやってたかも。あと、ちあきなおみさんの曲。そして、「職質やめて!」などECDさんの楽曲も多めでした。どれも原曲の雰囲気も残しながらも、2人のオリジナルかってくらいのものでした。

 

エレアコとめちゃシンプルなドラムセット(エレアコエフェクター沢山繋いでたけど)で凄い幅のある演奏で素晴らしかったです。そして、全体に溢れるやさぐれた空気感や色気。何となくセッションになだれ込んでそのまま次の曲にいったりと自由なステージも本当に良かったです。第1部、第2部とアンコール込みで2時間半くらい。冬の夜に全身汗だくになるようなとんでもない演奏で、濃厚な夜となりました。

 

お客さんもみんな楽しそうだったし、こんなこと書いてる間にもまた観たくなってきた。関西にも来て欲しいと本当に思うばかりです。

 

www.youtube.com

 

 

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2018年も終わりですね

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今年も今日で終わりとなります。

毎年やってますが、行ったライブの数でも数えてみましょう。

Googleカレンダーに登録されてるものを集計したので、急に当日行くことにしたのとか、漏れもあるかもです。自分の企画や手伝ったのも入れてます。フェスは1本カウントです)

 

1月…8本

2月…6本

3月…9本

4月…8本

5月…7本

6月…9本

7月…8本

8月…15本

9月…11本

10月…11本

11月…11本

12月…8本

 

合計111本でした。ベストライブみたいのは決めません。決めるの好きじゃないんで。他人のは好きで見るけど。ベストディスクも決めません。決めるの好きじゃないんで。他人のは好きで見るけど。今は、でんぱ組.incの新譜をエンドレスで聴いてます。

 

www.youtube.com

 

最後に収録されてる「絢爛マイユース」が大好き過ぎて50回は聴いてる。

 

観に行った人では、集計してないけど、山本精一さんが一番多いと思う。場所は難波ベアーズか、京都UrBANGUILDだと思います。一番きつかったのは、8月後半に東京で金曜ひとつ、土曜2つ(オールナイト)、日曜3つ、月曜帰りついでに名古屋でひとつというのでした。

 

で、今年は開催側は自分の企画3本と、SaToAのレコ発手伝ったの2本でした。ベアーズでできたのがとても嬉しかった。年々徐々に回数が増えてますが、これくらいが限界かなと思います。

 

これも毎年のように書いてますが、来年はもうちょっとライブ行く本数減らして、ちゃんとブログに感想を残したい気持ちです。ライブ行くのと、企画するのと、ちゃんと楽器が弾けるようになるのと(ステージに立ちたい欲求はあんまないけど)、運動するのと(今年の健康診断でついに再検査項目出てしまった…)をバランスよくやっていきたいなーと思っとります。

 

来年の企画も、2月と(ぴったり1年越しのイベントなんで、来て!)、日程調整してるの1本(決まれば夏になると思います)、無謀なオファー出したのがいくつか…他にも声掛けたいなと思うアイデア有りなので、何回かはできると思います。

 

とりあえずは…

 

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こいつ来てや!自分も手売りチケット(良番)持ってるので、お気軽に連絡くれてもいいんやで!!

 

今日は友だちの家で子どもと戯れるはずなので、この辺で…。絡んでくれた方や、こんな最果てブログ見てくれている人(ほとんどおらんと思うけど)、色々な方々ありがとうございましたー!

20180716 SHIBUYA CLUB QUATTRO 30th ANNIVERSARY "QUATTRO STANDARDS" 極東最前線~Enjoy Your Hell~(eastern youth、DMBQ) /渋谷クラブクアトロ

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Twitterでこの知らせを見つけたとき「行く以外の選択肢がないな」と東京行きを決めたイベントです。旧知の仲である2組、そして同郷対決ということで、とても楽しみにしてました。

 

同じビル内にあるブックオフが閉店間近で、寂れた2階、3階を抜けて4階へ。お客さんの入り具合が予想できなかったこともあり、開場時間を少し過ぎたくらいで入場。渋谷クアトロは、フロアまでが遠い…。で、「そこまでは埋まってないな…」なんて思いながら知り合いと談笑してたんだけど、気がつけばかなりの人で埋まっておりました。そして、10分押しくらいでスタートです。

 

DMBQ

登場SEが「禿げ山の一夜」で歓喜のパターン。この曲がかかるとDMBQのライブが始まるって感じがします。

 

メンバーが登場し、まずは、増子さんのギターから。大爆音でギュイィィン!って最高の音が響き、「Blue Bird」へ。重く印象的なギターリフが荒々しい音色をまとって客席に響いてくる。そこにMakiさんの身体が震えるほどの低音がベースが場内を満たし、和田さんの野獣のようなドラムが炸裂する構図。各楽器の音域の区分けがきっちりとなされているので、地獄みたいな轟音なんだけど、意外に聴きにくさはないです。で、曲は決まったフォーマットはあれど、ガチガチでないから、曲がうねるように入ってくる感覚が快感でたまりません。

 

そこから「Taste」や「So The Word Of Good Spread」なんかもありつつ、DMBQの特に嬉しかったのは「She walks」が聴けたことでした。アップテンポで、むちゃくちゃカッコいいリフミュージック。そのままラストの「Are You Satisfied?」へ繋がる流れも最高です。

 

ライブ中、増子さんは唾液ダラダラ、吐いた唾を顔面キャッチ(今回は失敗だったけど)。顔をガチで殴って、出てきた血を顔面に塗りたくるなど、本当に狂っていて最高でした。和田さんは凄い表情でドラムをどつき倒してるし。そんな2人をよそにMakiさんは涼しい顔で体調悪くなるレベルのベースを鳴らしている。この辺のメンバーのバランスというか、塩梅も凄く良いです。

  

最後はもちろん、空中ドラム&ガスマスクからのドラム破壊でした。増子さんや和田さんがお客さんを促しながら、お客さんの上にドラムセットを積み上げていく。大音量のノイズが垂れ流される中、お客さんの上でドラムを叩く和田さん。最初は戸惑ってるお客さんも、気がつけば大興奮&楽しそうで、その変わっていく表情が面白いです。で、その後は、ドラムセットをステージに積み上げて、増子さんと和田さんがMakiさん抱えてそのままドラムセットへ突っ込み完全破壊にて大団円となりました。

 

50分くらいのステージだったけど、完全振り切れ仕様のヤバいライブ。これを体験してしまうと、他のバンドが物足りなくなってしまう罪もある。また必ず観に行かねばと思える素晴らしいパフォーマンスでした。

 

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音が割れまくってるけど、雰囲気ということで…。

 

 

eastern youth

むちゃくちゃ久しぶり。村岡さんが加入されてから初めて観ます。これまで、ボロフェスタなどで、京都来ることもあったのに、ことごとくタイミングが合わなかった。

 

ステージ上の雰囲気は、自分が知っているeasternそのもの。メンバーが登場し、吉野さんのギターが搔き鳴らされた瞬間に「あの音だ!」と一気に時間が戻ってきたような気持ちに。それからは、真っすぐと芯が通ったバンドサウンドと歌声にずっと心が揺さぶられていました。

 

やっと聴けた村岡さんのベースは、凄いうねりを繰り出しながら、曲をグイグイ引っ張ってました。音自体も女性ならではの優しい感じもあったりで、本当に最高でした。帰りの時間があったので、フロア後ろのバーカウンター付近でゆっくり観ていたんですが、気がつけばハイボールが進み、楽しく踊ってました。初期曲もいくつか聴けて嬉しかったです。「青すぎる青」とか。泣くかと思った。

 

easternの楽曲は、涙腺を刺激するようなグッとくるメロディーが散りばめられていて、吉野さんのあの声が自分の心に刺さりまくり。そして、アンコールで演奏された「たとえばぼくが死んだら」もとても良かったです。この日、このタイミングでこの曲が聴けたことはずっと忘れないと思います。時間の関係で、ダブルアンコールは聴けなかったけど、本当に素晴らしいライブでした。

 

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DMBQeastern youthも、自分が一番音楽の衝動に駆られていた高校生のときに知ったバンド。なので、こうやって共演している様子を観ていると、あのときの気持ちが戻ってきたようで、そういうところも嬉しかったです。

 

会場を出て、渋谷の街を歩きながら、「たまには一緒にやって欲しいな」と思った夜でした。